川が横切る県道「滋賀県道34号線」【洗い越し】

洗い越し前景 旅行日誌

滋賀県道34号線

滋賀県道34号線多賀永源寺線は、滋賀県多賀町から東近江市に至る県道です。この道路は、狭隘区間が山間部、住宅部に多数存在しており険道と呼んでいる方もいます。

そんな道路にいまだ存在する路上河川こと洗い越し部分が一か所だけあります。昔は多数あったようですが、橋梁化されているようです。そんな場所を紹介します。

洗い越し

r299との交点より少し南へ行った、ヘアピンカーブ付近にそれは存在します。少し前に深夜ドライブ時に発見しました。今回はその姿を見るべくお昼に訪問する流れとなりました。

洗い越し前景

洗い越しの部分には石畳のような路面が使用されています。本日は晴天でしたが水量はそれなりにあることがわかります。これは正真正銘の洗い越しと言えるでしょう。

写真の通り下部は滝のようになっています。上部には小さいながら堰堤がありました。降雨時の土砂流入を防いでいると思われます。

洗い越し後景

近づくとそれなりに水が流れていることがわかります。水深は5センチにも満たない量です。真ん中は少し凹んだ舗装になっていますが、よっぽどのシャコタン車でない限り難なく渡れるでしょう。

ここまで水が流れていると豪雨時などはどんな姿をしているのか、気になって今うものですよね。

洗い越し標識

洗い越しの前後には、洗い越しの存在を知らせるための専用の標識が立っていました。

デザインとしては、路面凹凸注意の真ん中の凹みに水があることを示しています。洗い越しは現在の日本では珍しく、その他の道路でも標識を見たことがなかったため珍しい看板になると思われます。

今回紹介した県道は幅員が狭いため訪問時にはご留意ください。洗い越し付近には自動車1台分を停車できるほどのスペースはあります。

■詳細な場所はこちら■

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