ジブリ「千と千尋の神隠し」の電車のシーンを思わせてくれる景色があるということで行ってきました。
海中電柱
海の上をひたすらに伸びる電線と電柱。見た人は「まるで映画の世界」「ジブリで見たことがありそうな風景」と言ってしまうくらい幻想的な場所があります。
その場所は、千葉県木更津市の江川海岸という場所あります。
現地にたどり着くとそれは想像を超えた不思議な光景が広がっていました。

まさしく「どこかの映画で見た」ことのある風景でした。近い映画があるとするならジブリ映画の「千と千尋の神隠し」の海上列車シーン。
海の上にこれほどまで伸びる電柱群を見たことがあろうか。ただただ感動のみを覚えた。

そのかにも海中電柱はいくつか存在しています。こちらも遠くまで伸びていますね。
海に立つ電柱と成り立ち
この電柱群は、潮干狩り場のアサリの密漁を監視・防止するための監視小屋へ電気を送るために建設されました。非常に遠くまで伸びているように見えますが、潮干狩り場上の監視小屋までしか伸びていません。
現在は、暗視カメラによる監視に切り替わったため、送電の役目を終えています。
観光案内所の人は「撤去される予定」とのことでしたが、明確な情報ではなく、噂のような雰囲気でも話されていたため真相は不明です。
しかしながら、行政・漁協としても、マナーが守られない場合には撤去せざる得ないとの姿勢のようです。
考えてみれば、漁協からすれば稼ぎにならない観光客でもありますからね…
今後の動向など目が離せない場所になりました。東京都内からも木更津であればバス・電車などで行くことが可能です。一度は見に来ても損はない場所ではないでしょうか。
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