日本三大美堰堤にも数えられ、ナイアガラとも呼ばれている長篠堰堤。そんな美しい場所を紹介します！
愛知のナイアガラ
愛知県の奥三河の山間にある「新城市(しんしろし)」
この土地に、ダムマニアなら誰もが知る「ナイアガラの滝」があります。実際にどんな場所なのか、この目で確かめるべく足を運んできました。
ナイアガラの正体
国道257号線より、少し狭い道県道を入って程なくすると、その雄大な姿が現れます。ナイアガラの滝こと「長篠堰堤」です。
近くに数台が停車可能な駐車場があります。駐車場より、釣り堀のわき道を超えていくことで堰堤に近づくことが可能です。目の前で見る光景は迫力満点！
それなりの川幅で距離があるにもかかわらず、水しぶきがこちらへ飛んできます。きっと、マイナスイオンもすごそうです。
この、幅広く豪快に水が流れるため「ナイアガラの滝」と呼ばれています。また、自然岩との調和と、白糸のように流れる姿が非常に美しいため「日本三大美堰堤」に数えられています。
堰堤上部は、赤色のトラス鉄板で水をせき止めて水位を保っています。台風ともなると、この鉄板を超えて水が流れるらしく、危険だけどその姿は一度見てみたいという気持ちに駆られてしまいます。
この長篠堰堤は、発電用堰堤です。水は長篠発電所に送水され最大出力750kWで発電を行っています。堤高は8メートルのため、ダムの要件を満たしてはいません。
上流部のダム湖畔に目を向けると、滝の激しさとは一変して静かなダム湖が現れます。この堰堤の、「静」と「動」の部分も非常に魅力的だと感じました。
ダムマニアの間では一度は訪れたい堰堤の一つとして非常に有名で一度は行ってみたかった場所でした。その後も、何度も行っております。
なお、私は何度かハマりましたが、メンテナンス等で堰堤から水が流れ落ちていない時もあります。訪問前に、情報を確認してからご訪問されることをお勧めします！
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