北陸随一の交通の難所!親不知を望みに行った!

親不知の高速道路 旅行日誌

親不知(おやしらず)とは

親不知とは、新潟県糸魚川市の西側に位置する断崖絶壁の地域です。急峻な地形を縫うように走る高速道路が非常に有名です。

古くより、この場所は北陸道の難所として知られています。断崖絶壁と荒れ狂う波によって「親と子が互いに省みることができないほどの場所であった」ことが地名の由来と云われています。実際に、道中で波にさらわれて命を失う人も少なくなかったそうです。

明治以降、道路建設(国道8号)や北陸本線の開通、そして北陸自動車道が開通して難所を克服してきました。しかし、現在でも道路は崖を這うように走っており、交通の難所という雰囲気を色濃く残しています。

今回はそんな親知らずを感じれる場所を紹介してきます!

親不知海岸

親不知海岸は、道の駅 親不知ピアパークの目の前にあります。駐車場もあり一休みするにはもってこいな場所です。この場所からは、崖を這うように走る北陸自動車道を間近に望むことができます。

親不知海水浴場

北陸自動車道、国道8号どちらにも言えますが、崖を迂回するように道路が引かれています。静岡県の由比にも似ている景色だと思います。

海岸には、散歩する方や翡翠を探す方々が居ました。海の景色も非常に美しく長く居れる場所です。

旧北陸本線 親不知隧道

道の駅より少し西側へ行ったところにジオパーク親不知の駐車場があります。そこより山道を下ると「旧北陸本線 親不知隧道」が現れます。

このトンネルは遊歩道として中を歩くこともできます。まっすぐなトンネルで照明もありますのでそれほど怖くなく見学ができると思います。

旧北陸本線親不知隧道

明治40年に着工されたレンガ造りのトンネルです。北陸本線として長らく使用されてきましたが、昭和40年に北陸本線(現えちごトキめき鉄道)の複線化事業に伴い廃線となり役目を終えました。

現在は、土木遺産に登録されジオパーク内の遊歩道として余生を送っています。

親不知といえば…

最後に親不知といえばこの景色というのを紹介します。こちらは旧国道8号線上より見ることができます。

蛇のように急峻な地形をかわして敷かれた道路は、この親不知という場所を象徴する景色だと思います。

親不知の高速道路

親不知は昔も今も交通の要所、そして難所として存在しています。そんな親知らずの歴史や地形などぜひ一度見に来てください。きっといろいろな学びがあると思います!

コメント

タイトルとURLをコピーしました