ホームドアの音
東海道新幹線の主要駅にはホームドアがあります。そのホームドアの開閉時に心地よく耳に残る曲があります。この曲はバダジェフスカ氏作曲の「乙女の祈り(原名:Modlitwa dziewicy)」という曲です。
現在では、JR東海の在来線のホームドアの開閉時の曲やJR東日本小千谷駅の接近メロディなど、幅広く採用されています。
この、乙女の祈りは1935年に公開された曲です。世界80ヵ国で楽譜が出版されるほど人気を博した曲ですが「芸術的価値はない」と評されています。
日本においては、明治ごろより多くの人々に知られ、様々な場所で使用される音楽となっています。上記で触れたようなホームドアや駅のメロディでの採用やメロディICにも採用されていることもあり工場の機械や保留音のメロディなどにも採用されています。
社内チャイム(東海車)
現在、東海道新幹線のJR東海所有の車両で使用されているメロディは「会いにいこう」をアレンジしたものが使用されています。
このメロディは「会いにいこう」を作曲した岩崎太整氏により作成されいます。実際の走行音と何度も合わせての確認や車庫にて実際の新幹線内で何度も確認するなどかなり気合を入れて作成されたようです。
また、以前に使用されていたTOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」のメロディを継承するような曲調も意識して作成されています。
実際にメロディの原曲となっている「会いにいこう」はJR東海公式のYoutubeにありましたのでこちらも貼付しておきます。
車内チャイム(西日本車)
現在、東海道新幹線のJR西日本所有の車両で使用されているのは「いい日旅立ち」です。
メロディは、始発・終点と途中駅で使用されている個所が異なり、始発・終点が歌いだしの部分、途中駅がサビにあたる個所を車内メロディとして採用しています。
原曲となった「いい日旅立ち」は1978年に山口百恵氏のシングルと発売された曲で累計売上100万枚という大ヒットした曲になります。この曲は、国鉄が行っていた旅客誘致キャンペーンのイメージソングとしても採用されています。
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