水都、大垣
岐阜県西部にある大垣市。JR東海道本線で名古屋から快速で約40分で行くことのできる都市です。
この大垣市は、松尾芭蕉の「奥の細道」の最後の地として「蛤のふたみに別行秋ぞ」と結びの句が詠まれた地として有名です。そのほか、水の都としても知られており、市内各地で地下水が豊富に湧き上がることでも有名です。
そんな水都大垣の地の名物「水まんじゅう」を紹介します!
水まんじゅう
大垣の中心の駅となる「大垣駅」で電車を降ります。この駅は、養老鉄道や垂水鉄道、美濃赤坂支線などへ乗換ができる大きな駅です。
そんな駅を降りて「南口」を出るとすぐに商店街があります。商店街では、店頭で水まんじゅうを冷やしている光景を見ることができます。
水の中で冷やされる姿は、非常に風情があり涼しさも感じさせてくれます。
なお、水まんじゅうは夏限定(4月下旬~9月下旬)の季節限定販売商品ですのでご注意ください!
大垣の水まんじゅうはお猪口に入れて形を作っています。店先ではお猪口から出来上がったまんじゅうを取り出す作業を見ることもできます。
お持ち帰りを注文すると、その場で手際よく水まんじゅうを取り出してくれます。その職人技も必見です。
いざ食す
今回は金蝶園総本家さんで水まんじゅうをいただきました。創業は寛政10年。大垣でもかなりの老舗の和菓子店です。
今回は2個セットを注文しました。標準では「抹茶」「こしあん」の水まんじゅうがついてきます。
店舗でお話を聞いたところ、こしあん2つ等のオーダも可能なようです。もし、強い好みがあれば確認していただければご対応いただけると思います。
店員さん曰く「氷と水まんじゅうを一緒に食べていただくと美味しいですよ」とのことです。
まずは、スプーンを水まんじゅうに入れます。ものすごいモチモチ感が伝わるほどの弾力が手に伝わってきます。
そして、店員さんおすすめの食べ方、氷と水まんじゅうを一緒に口に運びます。
・・・!
水まんじゅうのモチモチ感と氷の歯ごたえが絶妙です。さらに、ほんのり温かい水まんじゅうと冷たい氷の融合でお口の中は程よい温度感になります。
そして、噛めば噛むほどのモチモチ感と餡の上品な甘さが口に広がります。至福のひと時です。
水まんじゅうのモチモチ感、冷やしたてで中がほんのり温かい水まんじゅうと氷の相性。幸せです。。
今回は氷といただく水まんじゅうを取り上げさせていただきました。そのほかにも、水まんじゅう入りのソーダなどもありますでぜひご賞味ください。
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