名古屋から飯田へ。路線バスの旅

おいでんやな 旅行日誌

旅行計画

今年の夏。長期休みを目前に控えて”どこに旅行に出かけよう”と悩んでいた。

色々と訳があり今回は旅費が少ない…でも、インパクトのある旅行がしたい!

そんな無茶なことを考えていたら「あっ、路線バスの旅とかどこかでやってたな。。やってみよう!」

そんなわけで、何十もの旅程パターンを計画して今回それに行ってきました。

名古屋から豊田市へ

そんなことを言ったが、名古屋から豊田市まではとてもじゃないがバスでは移動できなかった。

昔は高速を使うが名古屋から豊田市への名鉄バスもあったのだが最近廃止になったらしい。

ちなみに市バスと名鉄バスで乗り継げなくもない。しかしながら初日で豊田市内を抜け出すことはほぼ不可能。

旅費が少ない私にとってそれはとても看過できることではなかった・・・

そんな理由で、名古屋から豊田市は申し訳ないが鉄道を利用することとなった。

豊田市駅

そんな残念なこともありつつ豊田市駅へ到着した。

豊田市おいでんバス

時刻08:30

豊田市からは、快速のどんぐりの湯行バスに乗ることになる。

このバスほとんど止まることなく快走してくれるバスであるのでが、乗客は私含めて二名。

大丈夫か…いくらコロナ禍とはいえこれは少なすぎるのではと思いながら1時間18分バスに揺られます。

乗り合わせはもう一方はどんぐりの湯の手前で下車していかれました。

そして到着!このバス、まさかのpaypayで乗車料金支払えるんですね。はじめてみました。

どんぐりの湯

時刻09:50

この近くには、「道の駅 どんぐりの里いなぶ」があり併設して「どんぐりの湯」という温泉があります。

R153の豊田市内では唯一とも言えなくもない道の駅で憩いの場所として親しまれています。

いつも賑わっている場所なのですが、よく来る場所なので早めのバスに乗り込みたいと思います。

稲武地域バス

時刻10:18

ここからは稲武地域バスに乗っていきます。ここからは豊栄交通の運行になっているようです。

運転手さん「行き先どこですか~?」って突然聞かれた。

テンパった私「えっ、あ、上郷の一つ前です・・・!」

運転手さんによると、降車ボタンが故障しているとのこと。勝手に降車ボタンが鳴り出すホラーもあるそうです(笑

そんなこんなで上郷の手前「大野瀬口」で降車します。根羽まで行きたいのですが、この時間は上郷行なのです。。

時刻10:50

バス停から10分ほど歩くとおいでんやながあります。こんなクソ暑い夏だからこそ、ここをバスの乗り継ぎ待ちの地としました。なにせ乗り継ぎ2時間待ちですので。。

おいでんやな

ここは天国か。水が冷たいし涼しい風もときより吹いてきます。

時刻12:36

大野瀬口バス停へ戻ってバスへ乗ります。来たバスには同じ運転手さんが乗っていました。

根羽村観光

時刻12:43

根羽までは行かずに「月瀬」で下車します。そこより約10分歩くと「月瀬の大杉」があります。

時刻12:55

月瀬の大杉

月瀬の大杉へ到着しました。写真では伝わりませんが圧巻される雰囲気です。樹高は40M、幹周りは13Mあるという大木です。樹齢は1800年とも言われいます。古来からの神秘やパワーを感じるスポットでした。

時刻13:25

近くの飲食店「カフェ&キッチン きゃろっと」で昼食を取ります。ログハウス調のちょっとおしゃれな店舗でした。名物のあんかけ焼きそばを食べます。使用している野菜は自家栽培のものを使用しているそうです。

あんかけ焼きそば

時刻14:30

月瀬から根羽まではバス停2つ分の距離。体力がある程度あれば歩けます。車では通過しかしたことない根羽村市街地。周辺をウロウロと散策しつつ、暑さに負けて川で涼んでいました。

根羽での乗り継ぎは3時間45分待ちという圧倒的暇さ。。根羽村立図書館へも行きましたが、想定を超えてこじんまりとしていました。

飯田へ向かう

時刻16:30

根羽よりバスに乗って阿智村のこまんばバス停へ向かいます。バスの運転手さんがバス停待ちしている私を見つけて、早めにバスに乗せて休憩させていただけました。優しい。

時刻17:17

駒場バス停に到着。ここはもう飯田市内に近い場所のためか交通量も多め。 20分ほど待つと信南交通バスが現れます。これに乗れば飯田駅まで連れていてくれます。

こまんばバス停

時刻18:10

無事飯田駅に到着です!りんごをモチーフとした駅舎がとてもユニークですね。

これにて無事に路線バスの旅は終了しました。

さいごに

今回の路線バスの旅を通じてわかったことは、路線バスは主要都市への乗り継ぎが考慮されていることです。豊田市から上郷までは乗り継ぎ待ちも少なく乗れますがこれは豊田市内だからと推測できます。

一方で、稲武地域から長野県の根羽村ヘは2時間待ちを余儀なくされます。また、根羽村の乗り継ぎは約4時間。もともと根羽村を起点として各地へ行くことが前提と考えれます。

この旅を通じて、路線バスという公共交通機関の特徴を少し知ることができたと感じております。

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